たまいろ日記

BL感想ブログ

ドラマ「僕らのミクロな終末」8話(最終回)【ネタバレ感想】そういう終わり方なのか!

名作でした!!!

余韻がやばい。

今だから言える。

「インディゴの気分」の時も思ったけど、HPのあらすじに詳細書きすぎじゃない?

話の内容ほぼ全部言っちゃってる気がするんだけど…

これ全部読めばドラマ見なくても話大体分かるんじゃ…?

あらすじ

地球滅亡まで、あと2日。とうとうめぐる(井手上漠)の実家に辿り着き、まどかの遺影を前にする真澄(瀬戸利樹)と律(中田圭祐)と遊馬(富本惣昭)。遊馬は現実の死を思い知り、涙する。「ちゃんと会えたよ」、かつて真澄に連絡するよう提案してくれたまどかに礼を言う律。
その後、遊馬を浜松へと送り届け、長い旅の目的を遂げた真澄と律。最期をどこで過ごすか話しながら、当然のように律と一緒にいることに嬉しくなる真澄。10日前には想像もしなかった、律と再び結ばれるという奇跡を噛みしめていた。瞼を閉じると、夢に遊馬が現れて……隕石を阻止するなんて夢物語だって、もしかしたら――。

https://www.asahi.co.jp/bokumiku/story/

全話見たレビュー

ストーリー:★★★★★

脚本・構成・演出:★★★★★

演技力:★★★★★

テンポ:★★★★★

胸キュン:★★★☆☆

えち度:★★★★☆

ツッコミどころ:★★☆☆☆

瀬戸利樹さんはBLドラマ「先輩、断じて恋では!」でもメインキャラを演じてたけども、個人的には「せぱ恋」の金田よりも「僕ミク」の真澄の方がハマってた気がする。

 

 

感想

遊馬くん…これは泣くよね…

オタク冥利に尽きる。

推しが手紙読んでくれて大事に取っといてくれてたなんて。

ファンレターなんてさ、「推しは多忙な人だしワンチャン読んでくれたら嬉しいな」くらいの気持ちで出してるからさ…

めぐるちゃんと遊馬くん、この2人尊いわ…

なんかずっと遊馬くんが謎パワー発揮するシーンがちょくちょく描写されてるけど、もうここで決定的ですね。

彼は間違いなく何かの能力者(?)。

絶対人間じゃないよねww 神様か何か?

めぐるちゃんとの別れ際もそうだったけど、遊馬くんも清々しかった。

この2人の存在のおかげで何度も救われたな〜

きっとこの4人全員が出会わなかったら、みんなこんな前向きになれなかったと思う。

 

 

お前…借りパク嘘だったんかい…

真澄がきっと図書館に来ると信じて待ってたのね。

全くズルい男だな!

隕石来てよかったね!

隕石様様!!

BLドラマ、愛し合ってる者同士、2人きり、最終回、…ということは、やることはひとつ!!!

ここまでガッツリな濡れ場は2話以来?

なんかもうここまで来ると、えちえちかどうかなんてどうでもよくなってきた(笑)

いや確かに今回もえちえちだったけど、「これが最後かもしれない」と残り少ない幸せな時間を噛み締めるような、2話とは丸っ切り違う濡れ場でした。

案の定カーテンは閉めない!素晴らしい!(?)


遊馬くんが隕石吹き飛ばす映像クソ笑った。

ここまでずーーっと綺麗な映像だったのに急に雑なCG映像流れてきたからwww

1話の時もそうだったけどギャグマンガ日和思い出すな…

え?ここで終わり!?

あ、そんな感じなのね!?

これは……考察しろってコト!?

これは遊馬くんが地球を救ったヒーローということでええんか?

 

 

まとめ

(原作がどんな終わり方なのかは置いといて)これは隕石落ちたのか落ちてないのか、どっちとも解釈できる終わり方だな…

①夢の通り遊馬くんの謎パワーのおかげで隕石が吹き飛び、奇跡的に隕石衝突回避。

②あれは真澄が見たただの夢で、2人でカーテン開けた瞬間ドッカーン!で人類滅亡。

これってどっちともとらえられるし、見た人みんなが納得できるような無難な終わり方ですよね。

①は、そもそも隕石が落ちてくること自体が遊馬くんのせいという可能性も(笑)

だって彼、元々は4にたがってたわけですし…

私は①の方が希望があって好きなので、①を信じます。

だって遊馬くんがミラクル起こすシーンいっぱい描写されてたし、あんなに一生懸命「隕石来るな〜!」って念じてたんだから、きっと隕石なんて吹っ飛んでいくに決まってる!…って信じたい。

何より原作は番外編?があるらしいし…


そういえば結局律の部屋に飾ってたミケランジェロの「アダムの創造」は特に深い意味なかったな。

↓こういう感じの、指先が触れそうな絵のポスター(タペストリー?)

現代のポスターと版画ミケランジェロによるアダムの創造神の手ファモウアートキャンバス絵画アート写真アートワーク25x50cmフレームレス

生命を与える絵を飾ってるけど、自分自身は4にたくて仕方なかったっていう皮肉的な意味で飾ってたのかな?

 

 

もしあと数日で地球滅亡すると知ったら、自分はどんな行動をとるか、誰に何を伝えるのか、何を捨てて何を大事にするのか、嫌でも考えさせられるドラマでした。

メインキャラ4人とも、やさぐれてたり絶望したり4にたかったり大事な人亡くしたりで散々な人生送ってきてたけど、残り少ない時間でどう自分の気持ちに整理をつけるか、前向きになっていけるのかの過程が丁寧に描かれていたなぁ、という印象。

隕石衝突直前っていうのに最後はみんな清々しい表情してて気持ちよかった。

無事に隕石衝突回避できたとして、律の借金問題は普通にどうなるのか気になるな…

生き残ったとしてもまぁまぁ地獄では?

また4人みんなで集まって旅してほしい〜!

TVer限定企画の「僕らのキャンプな終末」もあとで見ます。