はい、なんとか映画観る前に読み終えました。
(もう映画は公開してるけど…)
いやー面白かった。
平良の意味不明な思考回路に相変わらず笑いが止まらない。
清居も相変わらずツンデレ可愛かった。
あらすじ
役作りのために同居を解消した平良と清居。
自分の発案なのに、一人暮らしの淋しさからか、
清居は怪奇現象が見え始める…。一方、
TVも追っかけも禁じられた平良に、
清居とニアミスする僥倖が訪れて!?
離れていた空白期間、二人に何が起こって
いたのか──大ボリューム90P超の新作書き下ろし!!
平良の愛称「きも殿下」誕生の経緯から、
清居の幼少期の回想録まで入った必読の番外編集!!
無事に読み終えたので、次は映画!
問題はいつ観に行けるか…
早く「エターナル!」って叫びたいです。
華麗なる平良一族
平良どころか平良一族に振り回される清居がまたまた可哀想で爆笑した。
バレンタインのチョコ、一緒に住んでるのになんで直で渡さねぇんだよ!
そして清居が相変わらずツンデレ可愛い。なんてお手本のようなツンデレヒロイン…
清居は子どもの世話するの下手すぎる(笑)
そういえば清居、ドラマでは思いっきり呼び捨てにされてましたね。
それでも頑張って智也くんのために恋ダンスとPPAPやる清居。
やばいめっちゃ見たいwww
パン姐さん
やっぱり印象深いのはドラマのシーズン2で出てきたお話。
「あ、なるほどこの部分が実写化されてたのね!」ってなりました。
清居クッキングは、我々が思ってたこと小山が全部言ってくれてた!
「なんで豚肉洗うの?馬鹿なの?」(笑)
そして、今回のこの番外編集で並々ならぬインパクトを残したパン姐さんの存在。
ドラマシーズン2を字幕で見た時「パン姐さん」ってあって、彼女の存在がずっと気になってた。
パン姐さんの詳細を知りたくてこの本買ったと言っても過言ではない。
名前の由来、てっきりパン屋の娘とかパンをよく差し入れするからとかだと思ってたけど、まさかの(笑)たくましいな…
社長にも「パンちゃん」って呼ばれてるの笑う。ドラゴンボールの孫悟空の孫かよ。
「TO」やら「オキニ」やら「茶の間」やらオタク用語のオンパレード。
アイドルだったら分かるけど、この用語は若手俳優のオタクでも使うもんなの?あの界隈よく分からんから知らん…
「壁こじ」でも似たような状況あったけど、目の前にいる男が実は「推しの友達」だと知ったらオタク達はすごい喜んでたのに…
平良の場合、「清居の友達」って言っても信じてもらえないし、みんな態度もやたらとキツいの本当に可哀想www
友達だったらあんな不審者の格好で追っかけなんかしねーもんな。
いや、恋人だともっとしねーな…
苦行扱いされる平良も可哀想だけど、正直パン姐さん達にも同情した…ごめん平良。
推しの彼氏がこんな不審者みたいな格好で追っかけしてるなんて意味不明な行動してたらちょっと嫌かも(笑)
「エターナル」はあの時の平良サイド!
平良の脳内が、ライブに参戦してる時推しを目で追いかけてる私と全く同じで笑った。
「あああああああ ○○ちゃんんんんんんんん かわいいいいいいいい」
↑ライブ中の私の脳内はいつもこんな感じだわ…
いざこうして客観視するとめっちゃ恥ずかしいな。
オタクは皆心の中に平良を飼っている…
清居会とかめっちゃ楽しそうやんけ!
あのイベントの後はそんな楽しい会に参加してたのかお前。
これは平良にとっちゃ天国だろうなぁ。
だってオタク同士で推しを思う存分語れる機会って今までなかっただろうし。
パン姐さん達、きっと平良が彼氏と知って相当ショックだっただろうに、それを受け入れて平良を殿下呼びするなんて。
できた人達だ…
去り際のパン姐さんイケメンすぎる…
同時進行
「あるふたつの視点から〜」は清居視点と平良視点同時進行で、別居中2人にこんなことがあったのか!って知れて面白かった。
でもこの話、次第にオカルトチックになっていくの怖かった…
平良と清居とエンカウントしそうになった時があったのか。
安奈にニンニクこっそり食わせる清居草
「清居の気配を消したくないからシャワーは明日の朝にする」という平良の思考、分かるような分からんような…
推しと握手して「手洗いたくない!」ってなるやつの気配バージョン?
気配だけでここまでやるか?レベルが高いよ…
智也と平良の会話、同じレベルだからこそ成り立つ会話ですね。
こんな小さな子でもがデュフって笑い方するのかwww さすが同じ平良一族。
智也の父親がいかにも典型的なクソ政治家で、浮気の言い訳の言い方まで政治家らしくて笑う。
あのイベントの騒動、清居の家族にも平良の家族にも知られてたwww
清居へ愛を叫んでる男が実は息子の彼氏だなんて、清居のお義父さんは事実を知ったら多分ひっくり返るぞ…
平良のお母様はもう既に察してる感じでしたね。
清居の両親への挨拶を「謁見」って言うなwww
まとめ
「美しい彼」、「憎らしい彼」、「悩ましい彼」と読んできて、だんだん平良の思考分かってきたぞ!って思ってたけど、まだまだだった…
分かるような部分もあるんだけど、やっぱり難しいところも多い。
「分かる!」と「分からない!」が交互に来る…
平良はいつも想像の斜め上をいく…
私は自分が推しの視界に入ることすらおこがましいって思う時あるんだけど、平良はこんだけ卑屈なのに清居とやることやりまくってるし、なんか普通に図々しい時もあるし…
でも謙虚すぎて逆に清居をイラつかせてるところもあるのに本人は全然気づかないし…
平良の気持ち全然分からないようで、でも同じオタクとして思考は分かるところもあるけど、それでもやっぱり分からない…
平良はカメラも好きだけど神話も好きなのかな?
清居を褒め称える時の語彙力が凄まじいから、詩人にでもなればいいのに。
平良って最初は吃音持ちでいじめられてて可哀想な子だなって印象だったけど、今では色んな意味でもうすっかり幸せ者ですね。
どんなことがあってもそんな思考回路できるなんて、ある意味本当に幸せ者だよ…
最初「いかにも業界人っぽい変わった人だな」とか思ってた野口さんも、平良の前だとめちゃくちゃまともに思えてくる(笑)
清居の子ども時代のエピソード、ちょっと悲しかったなぁ。兄弟いたらあるあるなんだけど。
だからその分、今は平良に思いっきり愛されてよかったね!だいぶキモいけど!
ビーバー小山と清居のトーク、面白かったけど切なかったな。
小山〜〜(涙)どうか幸せになってくれ。
実写小山は原作ほど小悪魔っぽさは感じないけど、このシーンも実写でも見てみたい。