監督のTwitter投稿炎上について
先日の投稿により、厳しい意見を頂戴しましたことを重く受け止めております。ご不快な思いをさせてしまった方々に対し、深くお詫び申し上げます。該当の投稿は削除させて頂きました。今後も各所への敬意をもって、より一層の配慮を心掛ける所存です。作品に対する皆様の温かな応援に感謝しております
— 加藤 綾佳 (@aya_kato1017) 2023年8月15日
今はもう削除されてるけど、「体感予報」の監督がTwitterに投稿した内容について。
その投稿は、私もあんまり投稿内容よく見ずに、深く考えずにリツイートしたものだった。
あれは監督が映像化する際どの部分にこだわると映像映えするのか、原作ファンも喜んでくれるのか、原作の再現度を高くできるのかめっちゃこだわりました!という内容だと思い、「へぇ〜自分は原作未読だけど、原作のこんなところまでこだわってるのか〜」くらいの気持ちで拡散した。
しかし、いくら私自身が男性の裸に性的魅力を感じないからといって、人が普段服を着て他人が目に触れることのない体の一部分について異性が興奮してることを書いた投稿を安易に拡散すること、その危険性を深く考えてなかったなと反省。
きっと私みたいな人(無意識的に女性へのセクハラは敏感のくせに、男性へのセクハラの方は鈍感)が、男性の性被害者の声を上げにくくさせているのかもしれない。
濡れ場が多いBLドラマとTwitterは相性が悪い
しかし、なんというか…そもそもこのドラマ、とにかく濡れ場が多いのだ。
BL作品で濡れ場が多い漫画の実写ドラマなんだから、そりゃセクシーな部分にこだわるのは当たり前やん?という気持ちもある。
この問題はきっと、Twitterというものが自ら選択できない状態で他人の投稿が突然目に入ってくるシステムだからこそ起きた炎上だと思う。
だから例えば製作側へのインタビューなどで「どこにこだわりましたか?」という質問への答えだったら、こんな炎上しなかったと思う。製作者インタビューって、読みたい人だけが読むものだから。
そもそも製作の裏話なんて知りたい人だけが知ればいいのだから、製作側も安易に語るべきではないんだろうな、と。
今回の炎上は、聞かれてもないのに監督自らが性的な表現の製作裏話を突然Twitterで語り、多くの人の目に突然入ってしまったことが問題だったのかなと思う。
そして私も深く考えずに加担していたということ。
やっぱりアレだな。自分ってTwitterやらない方がいいよな。
Twitterが便利な分、「嫌でも目に入る」という暴力性も含んでるということに気づけてないようじゃ、簡単に自分の思考を垂れ流すのは危険。ワンクッションあるブログの方がいいのかもしれん。
最近Twitterに疲れてきたし。
増え続けるBLドラマ
ドラマシャワー(トゥンク)枠のBLドラマは、1年目までは濡れ場こそあったもののそこまで過激でもない、恋愛ドラマだとたまにあるような内容だったが、2年目からはなぜかかなり過激な濡れ場も出てきている。
この枠以外でも、BLドラマの放送は近年かなり増えた。
BL漫画のキャラクターはこの世に実在しないけど、BLドラマで演じてるのは生身の人間だ。
生身の人間である俳優さんが演じてる以上、製作側はもちろんハラスメントについて慎重になるべきだし、視聴者側もただエンタメとして消費するだけじゃなくて細心の注意を払うべきだろう。
「濡れ場が多いBL」はアンダーグラウンドであるべきだと思うし、あまり人の目に触れないようにして楽しむものだと思う。
でも「じゃあなんでこのドラマ、地上波で未成年でも普通に見れるの?」とも思うし、「じゃあそもそも原作もなんで未成年が普通に買えるの?」ともなってくる。
男女の漫画だと絶対R18なのに、BLだと許されてるのいまだによく分からん…
そこの境界線が曖昧なんだよなぁ。
私はBL好きだけど、年齢制限は必要なんじゃないかな…とはずっと思ってます。
BLドラマが増えてきてる今、BL漫画業界も考え直してほしいなぁと思います。