※この記事は原作・アニメ「魔道祖師」のネタバレがあります。
どうも。アニメが終わって完全に「魔道祖師」ロスです。
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私が「魔道祖師」を知ったのはアニメから。
当時アニメ第1話見たけど話理解できなくて4話あたりで離脱→原作全巻読む→またアニメを最初から見る→まどそしロス（今ここ）
ニコ動の解説付きで見たかったので、わざわざdアニメストア ニコニコ支店入りました。
やっぱりコメ付きの方が理解度がグッと深まる。
解説ニキネキ本当にありがとう。
アニメと原作でも違いは結構あったし、「ここ原作ってどうだっけ？」って忘れてたりしたから。
それにしても、原作1巻読んでた頃は、まさかこんなハマるとは思わなかった。
完全に沼ですね…恐ろしい。
私の場合、好きな作品が終わってロスが続く時にはイメソンを探して心の穴を埋めるんですけど、今回はそのイメソンを紹介していきます。
私は原作、アニメは履修済み。
ラジオドラマ、「魔道祖師Q」、ドラマ「陳情令」は未履修です。
やっぱり全部履修した方がいいよな…
アニメの江澄は救いがなさすぎて泣いたんだけど、どうやら実写はまだ救いがあるらしいと聞いたので、とにかく「陳情令」は絶対に見ておきたいです。
アニメ公式主題歌が最高のイメソン
個人的なイメソン紹介の前に、まずアニメの主題歌について語りたい。
アニメのOPとED、どれもこれも最高なんですよね。
もうアニメ公式主題歌が最高のイメソン。これは間違いない。
アーティストの皆様、こんな最高のイメソン作ってくださってありがとうございます。
CIVILIAN「千夜想歌」
離れた心を繋いで
二度と千切れないように
言えなかった言葉を抱いて
幾千の夜を越えたんだ
消えない 消えない
笑顔だけが揺れている
最初は2人の関係性どころか、これがブロマンス作品ってことも全然知らないまま見たから
「消えない 消えない 笑顔だけが揺れている」で「なんでこんなクソデカ感情抱えてそうで苦しそうな歌詞なん？」と疑問だったけども、話を理解して聴くと「なるほど…」となりました。
13年間、ずっと探してたんだもんね…（涙）
CIVILIAN「導（しるべ）」
「側に居て」と 叫んだ声が
虚しく響いて 静寂に消えた
過ぎた願いは 望まないから
せめて今だけ その温もりを
「守れない」と 嘆いた声が
今でも耳に 焼き付いたまま
たとえ世界が 忘れ去っても
憶えていると 確かに言った
前塵編と比べて羨雲編は内容が地獄だったせいか、「千夜想歌」よりも悲哀感がさらに増した感じがある。
1番の歌詞は藍湛の心境っぽいけど、2番の歌詞は江澄っぽいな〜 と。
Aimer「季路」
時計の針が心を打つ
過ぎ行く時が辿る路も
何度も同じ景色を携え
淡い夢を見よう
歌詞には五大世家を表す漢字が散りばめられてるのがポイント。
EDは映像が本当に美しくてだな…
まどそしは背景も劇場版ばりに綺麗だった。
この美しい映像を大画面で観たいので、総集編でも何でもいいから映画化してくれ。
Aimer「cold rain」
Can you hear me now?
I'm here, alone
深く刺すほどに強くなれと願う
Hold my hand
ただ描いたのは それぞれの道を選べる時
金凌が映るシーンの歌詞が「深く刺すほどに 強くなれと願う」なの泣けるけど、まさか本当に本編で深く刺すシーン来るとは思わんやん？
中島美嘉「Beyond」
どれだけ 寂しくて
どれだけ 君を想い
孤独で 時を繋ぎ
今また 重ねた
運命を離しはしない
初めて完結編OP見た時、誰が歌うとか何も情報を知らずにボーっと見てたので「相変わらず綺麗な映像〜 あれ？中島美嘉？いや違うよなそんなわけ…えっ 中島美嘉！！？？？」ってなりました。
サビの転調好きすぎるし、映像のケーキ入刀も華麗で好きすぎる。
実質、忘羨の結婚式映像。
好きすぎて何十回も見てる。
このOP映像、曲調のせいもあるかもだけど、腐女子が作ったMAD感がすごいありますね。
橋本裕太「愛を知っている」
愛を知っている
孤独も知っている
物語は今 終わりを告げる
羨む背中 前に僕ら似ている
本当は知っているの
忘れゆく 祈りが消えぬように
ありがとうって言った時
僕の気持ち知ったでしょ? Ah
完結編EDはサビ前のぼっち懐桑が心なしか切なくて好きです。
懐桑をぼっちにしたアニメスタッフさん、本当によく分かってるな…
歌詞に「羨」「忘」がちゃんと入ってるのも、「ありがとうって言った時〜」の部分が原作終盤のあの台詞を彷彿とさせるのも全てがエモい。
…というわけで、ここからは個人的まどそしと思ったイメソンを紹介していきます。
イメソン紹介
天野月子「花冠」
船は出て行く
憂愁の調べを聞きながら
敗れ去り
立ち尽くす者の心を知らず
静まり返る広大な大地に刻み付く
かなしい爪痕が この胸に沁みるちぎれた黒い雲に 祝福の賛美に
戦いを終えた砦は 晒されてゆく
流れる白い砂に埋もれてく躯
花は落ちて殺伐とする無人の城砦
あの日わたしが他の選択肢を切り捨てて
君を選んだら 変わったというの?
↑この部分とか、雲夢双傑っぽくてなんか好き。
この曲、世界観とか出てくる単語とか、まんま「魔道祖師」って感じた。
っていうか、彼女の曲って大体なんでも「魔道祖師」に合う。
親和性高い。
月さんマジでありがとう。
王道（よくイメソンにされがち）な「聲」「菩提樹」はもちろん、「鳥籠 -in this cage-」「くれなゐ」「NOISE」とかも合いそうだし、
「蝶」や「龍」は金光瑤とか聶懐桑っぽいし、
もはや天野月（子）楽曲漁ってたら、まどそし全キャラのイメソン制覇できるのでは？
焼けつき
焼けつき
剥がれない掌の跡
ちぎれた翼で朱く染まる雲間を裂いて
上手に羽ばたくわたしを見つけて
忘れてしまえと
忘れてしまえと
幾つ想いを馳せても
散りゆく流星を貫いて願い果たせぬ
海底に沈む真珠になれずに
浮き上がるこの想いは
躓く足下を漂って
きらきらひかる
「龍」はラストの「目を醒ませ わたしの獣」の部分が好きです。
天野月「音叉」
Stand Alone
We don’t have to be one mind
さあ それぞれを重ね合わせよう
抱き合うには
囁くには遠い場所でも
I’m sure to say Hello
No one can kiss by myself
人は孤独を泳ぎながら
光を知り 愛を浴びて
優しくなれるよ
やっぱりまどそしって、魏嬰も藍湛も楽器を使って敵をバッタバッタと薙ぎ倒していく世界観だったので、これも合うな〜って思った。
大事なものは
So, we can “live and let live”
移り変わりはしない
わたしを調える
音叉は君が持つ
音叉を持っている「君」＝真っ直ぐで正確な音を持っている「君」のおかげで本来の自分らしさを取り戻す…みたいな。
なんとなく関係性が忘羨っぽいなぁ、と。
最初のサビは雪のように儚げなのに、ラストに向かうにつれて次第に盛り上がっていく構成めっちゃ好き。
THE BACK HORN「幻日」
幻日
十字架が傾いて
罰になった夜明け前
崩壊
晴天の霹靂
天高く燃え上がる炎
忘却
まなこに焼き付いた
坂を降りる乳母車
望郷
ねんねんおころりよ
懐かしき子守歌響く
怪しく幻日が揺れてる
日差しが目に突き刺さって
ぐらつく真実 俺はどこにいる?
刹那の花が砕けて
飛び交う蛾が美しく
やがて闇に黒く黒く染められて
躍る星の下
魏嬰の夷陵老祖時代のイメソンがこれ。
あの地獄の中、あんなに強くてチートな戦闘してるくせに、実は身も心もボロボロで今にも死にそうになりながら叫んでる感じ。
ナナムジカ「くるりくるり」
満天の夕空に昇る君の魂は
いつか知らず舞い降りて
新しい花弁(はなびら)咲かすでしょう肉体は地の底で溶けて水となり
僕らを生かし続ける
藍湛→魏嬰イメソン。
魏嬰が亡くなったと知った時の藍湛の心情。
せっかく兄貴が笛用意してくれたのに投げ捨てたり（笑）好きな子と同じ烙印を胸につけたり…
でも、きっとまたどこかで巡り会えると信じてたと思う。
自分らしい生き方這いつくばっても
ツラヌイテ貫き通そう
魏嬰も藍湛も、常に自分の正義を貫いてた印象だったから、この部分とかピッタリだと思った。
コアラモード「花鳥風月」
花、鳥、風、月
今も 探しては空見上げる嵐の前の静寂 瞬く間のこの安らぎ
永遠を願うほど 時は無情 残酷だねいつかの傷を 背負った罪を
勇敢な一歩に変えてく使命
今ここにある 景色を守るため 朝焼けを待つ花、鳥、風、月
時は移ろい 記憶 果敢無(はかな)く
あなたの隣にいたい
それだけが命の理由
これも藍湛→魏嬰
風光明媚な、移ろう季節を感じられる壮大で美しい歌詞・メロディで、強かな「愛」が伝わってくるような曲。
何年経とうとも、どれだけ季節が巡っても魏嬰を探し続けていた藍湛…。
再会できた時あんな スン…って顔してたけど、内心めっちゃ嬉しかっただろうなぁ。
THE BACK HORN「春よ、来い」
淡き光立つ 俄雨
いとし面影の沈丁花
溢るる涙の蕾から
ひとつ ひとつ香り始めるそれは それは 空を越えて
やがて やがて 迎えに来る春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに
愛をくれし君の なつかしき声がする
君に預けし 我が心は
今でも返事を待っています
どれほど月日が流れても
ずっと ずっと待っていますそれは それは 明日を越えて
いつか いつか きっと届く春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき
夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く
これも藍湛→魏嬰
いろんなアーティストがカバーしてるけど、私はバクホンが一番いいなって思ったので（笑）
男性ボーカルで、サビは荒々しくも澄んでいて心地いい。
石川智晶「1/2(はんぶん)」
ふたつの背中が静かに並んだ時
初めてひとりの人間になれるようで
季節はずれのふたつの線香花火
小さな灯が落ちるまでつき合ってよ
Under the moonlight
ふたつの横顔 向こう見ずな片割れは
寂しい時ほど はしゃいで見せるけど
心の1/2 涙で濡れたときは
差しだす傘の中 素直に入ってね
Under the moonlight
この曲は個人的にラブソングではなく、友情とか恋愛とかでは言い表せないような関係性を歌ってる曲だと思ってるので、あにそしの忘羨イメソン。
魏嬰と藍湛って全然似てないくせに実はすごく似ていて、一緒にいてこそ完成される。
特にCメロ部分とかめっちゃ忘羨だなぁ、と。
近づくと似てない光の破片
重ねて太陽に透かして見れば
色をつけて呼び合うもの
あと、ついでに「林檎」も出てくるし（笑）
↓是非、歌詞全文読んでみてください。
忘羨って、戦闘時もそうじゃない時も目線や表情だけで相手の考えてること分かるという熟年夫婦ばりの理解度の深さだったな…新婚のくせに…
原作読んだ時も思ったけど、一緒に闘う時の忘羨の阿吽の呼吸が素晴らしすぎて、アニメではそれがすごく映えてたのが印象深かった。
See-Saw「あんなに一緒だったのに」
あんなに一緒だったのに 夕暮れはもう違う色
ありふれた優しさは君を遠ざけるだけ
冷たく切り捨てた心は彷徨うばかり
そんな格好悪さが生きるということなら
寒空の下 目を閉じていようあんなに一緒だったのに
言葉ひとつ通らない 加速していく背中に今は
あんなに一緒だったのに 夕暮れはもう違う色
せめてこの月明かりの下で 静かな眠りを
これは雲夢双傑イメソン。
ってかこの曲を知ってる人だったら、魏嬰と江澄を見ると確実に連想してたと思う（笑）
人と人との関係というものは、過ごした時間の長さで決まるわけじゃないんだなぁ…
FictionJunction YUUKA「約束」
こんなに激しい過去と未来、僕等の進む道
自分らしさを演じることに疲れて眠る
毎日捨てては生まれ変わる見知らない心を
僕等は自分と呼び続けてる、そんな約束
また一つ分かれた行き止まりで
変わらぬ運命だと呟いても分かり合えずに言葉反らした
日々がただ悲しいあの時泣いてた僕の為に僕はまだ明日を
最果ての歌のように甘く信じ続ける
風はもうすぐ嵐になって未来は降り注ぎ
果たせずに今日も一つ落ちた遠い約束
これも雲夢双傑イメソン。
江澄→魏嬰
江澄はあの日の約束をずっと信じ続けてきたけど、せっかく魏嬰生き返った（？）のに今の魏嬰の隣は藍湛しかいない…（涙）
あにそしの江澄がとにかく可哀想だったせいで、ずっとこの曲聴いてる。
やっぱり梶浦由記楽曲は沁みるな〜
女性ボーカル特有の、内に秘めている切なさをふんだんに使うのが上手い。
本当は他にもいっぱいあるんですけど、キリがないのでこのへんで。
この記事書き終えるのに5日くらいかかった…。疲れた。
とりあえず、「陳情令」は見ます。
実写の藍忘機は触覚ないんですね。
私は藍忘機と藍曦臣の違いを触覚の有無で判断してたので、最初は頭がこんがらがってくるかもしれない。
ってかこれ50話もあるのか…
ボリューミーだな！
でもアニメはだいぶ駆け足だったから、じっくり見れるのも嬉しい。
