たまいろ日記

BL感想ブログ

ドラマ「飴色パラドックス」8話(最終回)【ネタバレ感想】トゥンク史上最大の問題作だった

終わりましたね。

正直このドラマ、最初から最後までBLドラマとしてズレてるところ多くて最初楽しみ方が分からなかったんですけど、なんだかんだ言って毎週ツッコミつつキャッキャ言いながら見てたので、終わっちゃうのは寂しい…

終わった後さっそくTwitterも「ジャックフロスト」に変わっちゃったし(涙)

早いよ!もうちょっと余韻に浸らせてよ!!

 

 

あらすじ

潜入捜査を経て詐欺疑惑の真相にたどり着いた尾上聡(木村慧人)。しかし尾上の手柄に蕪木元治(山中柔太朗)は手放しで喜べずにいた。コンビを続けている限り、尾上まで汚れ仕事をさせられてしまうことに危機感を持った蕪木はついにコンビ解散を宣言。すれ違う2人の様子を見ていた編集長(大浦龍宇一)は、尾上の意外な過去を蕪木に明かす。真実を知った蕪木は、尾上に本心を打ち明け……ふたりは特別な夜を迎える。

https://www.mbs.jp/amepara/episode.shtml

全話見たレビュー

ストーリー:★★★☆☆

脚本・構成・演出:★★☆☆☆

演技力:★★☆☆☆

テンポ:★★☆☆☆

胸キュン:★★★☆☆

えち度:★★★☆☆

ツッコミどころ:★★★★☆

ドラマは、原作の夏目イサク先生の良さを完全にぶっ壊してたので、原作通りのものを期待してたBLファンが見たらマジでガッカリしたと思います。

私は途中から原作とは完全に別作品として見てたので楽しめました(笑)

 

 

感想

尾上って本当に仕事できるタイプだったのね。

いやほんとごめん君のこと舐めてた…

だって最初はポンコツ部分多かったからさ(笑)

で、コンビ解散の危機!?ってところで前回終わったけど、その後は予想通りというか。

周りの仕事仲間達も雅やんもみんな良いキャラしてるから、ナイスなアシストのおかげで「まぁこうなるよね!」っていう展開だった。

 

お目目うるうる尾上🥺可愛いな!!

で、楽しみにしてた例のシーン!!

トゥンク史上一番オトナな雰囲気だった…

なんかじわじわくるな(笑)

「僕ミク」の2話見たせいで物足りなく感じるかな〜と思いきや、すごく満足感高いです。直視はできなかったけど。

とにかく音楽がいい。

受けがシーツ?枕?握りしめるっていう演出、ベタっていうか…なんか古くない?笑っちゃったわ。

なんかさ、2人のこと途中から孫を見守ってるような感覚で見てたから、「お、おぉ…うちの孫たちが…こんなあられもない姿に…」って複雑な気持ちになって直視できなかった(笑)

蕪木の「一緒に住んだらおんなじ匂い」が「一緒に住んでる親父の匂い」って最初聞こえて最初「え、この子親父と一緒に住んでたっけ???」ってなった。(滑舌の問題)

寝癖のすごさも披露してくれてありがとうございます!!

 

 


めっちゃ気になったのが、アイドルグループの10人中8人てwwww

ヤバすぎwww とんだ大事件やんけwwwww (すげぇツボった)

逆に残り2人がなんで仲間外れにされてるのか気になるわ。

いや、きっと残り2人もやってないだけで他のメンバーみんながやってること黙認してそう。残り2人が実はそれを流した張本人達とか…?それとも意思が強くて断固拒否してるのか…(クソ考察)

尾上くん転び方わざとらしすぎん?(笑)

「もっと上手く転べや」ってツッコんだ。

おしゃんてぃーなEDもありがとう。

本音を言うともっと流してほしかったよ。

 

 

まとめ

いや〜〜 いろんな意味でトゥンク史上、というか今まで見たBLドラマの中でも一番の問題作?でした。

いろんな意味で記憶に残るドラマ。

感想でずーっと演技のこと言ってたけど、やっぱり演技指導が解釈違いだったなぁ、と。

普段ドラマや映画全っ然見ない自分が演技を語るのもなんか違うと思うんだけど(笑)

演技って、そりゃ上手いに越したことはないけど、上手ければいいってわけでもないと思ってるんですよね。

作品の空気、役のイメージ、脚本、演者、演出、音楽…ドラマってそれらが組み合わさった総合芸術だから。

ただ今回はそれらがたまたま壊滅的に相性悪かっただけかなぁ…と。

尾上役の木村さん、表情の演技…特に最終回の涙の演技はすっごいよかったし…

薄々感じてたけど、木村さんも山中さんも、切ない系というかシリアス系の話の役の方が合ってる気がする。

 

「ツッコミどころ多い」という意味で、こんなにいろいろ言いたいことがあるBLドラマは初めてだわ(笑)

主役2人は滑舌悪くて字幕がないと「え?なんて?」ってところ多かったし、

そもそも最初、情報解禁された時「#ケンカップル」ってハッシュタグまでつけて宣伝してたのに、結局ケンカップル要素ほぼなかったし(じゃあなんでハッシュタグつけたん?)

尾上にはもっと元気いっぱいでアホな受けらしくキャンキャン吠えてほしかったし、

「多分このドラマ作ってる人達BLあんまり詳しくないんやろうなぁ〜」って思いました。

イケメン2人をイチャイチャさせときゃええやろ感…とまでは思わなかったけど、BLドラマ作るんだったらもっと勉強してから作ってほしいもんですね。

いろいろ言いたいことありますが(笑)

でも3話の車とか今回のベッドとか好きなシーンはいっぱいあるし、お2人の雰囲気とか音楽もよかったし、回を重ねるごとに2人の息も合うようになっていってて確実に成長してることは感じられました。

(いや、ただ2人の演技力が上がったのか、それとも私がただこの棒演技がクセになって慣れただけなのかわからんけど)

特に印南さん登場したあたりから。

印南さん本当に良いキャラしてたな〜〜!!!

あと雅やん!

雅やん大好き愛してる!!

周りみんな良いキャラばっかりだったし、「バスガス爆発」とかアイドルグループ10人中8人とか、ちょいちょい面白いの挟んできたし(笑)

本当にいろんな意味で面白かった!